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ペン工房便りのバックナンバー
令和8年7月16日 国土交通Day 駅弁記念日 虹の日
大相撲名古屋場所で、高見山が外国人力士として初めて優勝。(1955)
福田康夫(首相1936) 桂三枝(1943) 松本隆(作詞1949)の誕生日
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工┃房┃便┃り┃ 2026.07.16
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創業昭和二十二年 高級筆記具製造の【ペン工房キリタ】
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桐田 平八 様
7年くらい前に詰め物をして直した歯が一部欠けて、先日久しぶりに
歯医者に行きました。
結局その歯は作り直すことになり、以前だったら細かく採寸したら
歯科技工士に歯を作ってもらって、数週間後に取付の流れでした。
でも今は驚くなかれ、その歯医者では最新の切削マシーンを導入して
いて、待合室に設置した機械で、その場で歯が作れるのです。
採寸データをインプットし、セラミックの四角い塊りを機械にセット
すると、数本のドリルがウイ〜ンと唸って、瞬く間に削っていきます。
それはまるでかつての桐平工業の機械場で、NC旋盤が真鍮の棒材から
ペンの部品を削り出すのを見ているような気分でした。
違いがあるとすれば、・・・(編集後記へ)
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目次、
1)メーカーこぼれ話「また一社、後継者なく・・」
2)うんちくコーナー「ジバンシーペンについて、その14」
3)お客様の声ご紹介「職業柄、筆記用具に興味があり、・・・」
4)編集後記
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1)工房こぼれ話
その旋盤加工屋さんで、今もお世話になっている工場があるのですが、
先日ハガキで通知が来て、今年いっぱいで廃業と連絡がありました。
その工場では社長が92歳で、職人さんが80歳、息子の専務が65歳に
なって年金を貰い出したのを潮に、いよいよ止めるとのこと。
その専務には子供もいないため、また一社後継者不足で、町工場が
なくなります。寂しいですが仕方ないですね。
何しろその工場は、プログラムで打ち込むNC旋盤どころか、カム
(歯車)の取付で刃物の動きを設定する自動旋盤のみの工場でしたし。
でも、うちは工場を閉じてから部品の製作をその会社に頼ってきて
いたので、今後どうするかはうちにとっても考えどころです。
というのも、別の旋盤屋さんを探すとしても、今より価格が高くなる
のが確実だからです。正直この機会にうちも完全廃業も考えられます。
今後の事は、また追ってこの項で書いていきます。
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本店でまだ販売している製品は、こちらのページからご確認ください。
http://www.kirita-pen.jp/kyugyo/
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香川県高松市で民泊を始めました。4633 Gallery Inn Takamatsu
https://airbnb.jp/h/4633g
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2)うんちくコーナー「ジバンシーペンについて、その14」
このプレス機では、先ほどより細い心棒(雄型)で先ほどより細い雌型の
穴を通すようにがっちゃんとプレスすることにより、鍋形だった材料は、
より細く長く、壺のような形になります。
さらに第三のプレス機にかけて、より細い心棒を使って、より細い雌型の
筒に、がちゃんと突き通すと、ペンの太さ・長さの細長い壺になります。
最後ににもう一回突いて、外形を8角に成型し、先端の形をペン先と
同じ先細りの形に整えます。
この時点ではまだ貫通穴の開いた筒になっておらず、底のある壺型
なので、両端を切り落として完成形の長さの筒になります。
この筒を、先軸用と後軸用で二つ作成します。
この本体軸(筒)に様々な部品、先軸に回転メカや先金など、後軸に
クリップや天冠などを組み込んで、ペンを作っていきます。
(つづく)
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3)お客様の声ご紹介
文章に携わる仕事をしています。職業柄、筆記用具に興味があり、
万年筆やボールペンをたくさん持っています。
ケースに入れたい筆記具が増えたので、ネットで調べていたら貴社の
製品と巡り合えました。説明を読んでいくうちに、ペンケースへの
こだわり、「これだけはキリタの責任」という気概と使命感に、
「メーカーはこうでなくては」と感じ入りました。
「7つのポイント」の「コンパクトに収納」と「日本製であること」に
共感です。日本人ならではのきめ細やかさの真骨頂が発揮できるから
です。すぐ手になじむ風合いも気に入りました。
いまケースに入っているのは3本のボールペン。とっかえひっかえ
いろいろな筆記具に入って貰い、逸品の居心地をペンたちに楽しんで
もらおうと思っています。
長野県 K.H 様
お買い上げいただいた本革ペンケース シースタイプはこちら
http://www.kirita-pen.jp/seihinn/pencase/sheath/
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4)編集後記
桐平工業で使っていたNC旋盤と歯医者の差し歯製作機、どちらも
材料を削って製品を作るという点では同じです。
旋盤は材料を回転させて刃を当てていくのに対し、歯医者の機械は
回転するドリルを縦横無尽に動かして削っていくタイプです。
さらにすごいのは、待合室の片隅に置けちゃうその機械の小ささで、
それでいてミクロン単位の正確な加工ができるのだらか驚きです。
工場の旋盤は一千万円近くして、モノづくり補助金でやっと買ったの
ですが、あの機械はいくらするんだろうって思っちゃいました。
いや〜世の中進歩していますね。そういえばその歯医者では支払いも
自動精算機が導入されていて、スーパーに行ったような気分でした。
ではまた来週にお目にかかります。
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ペン工房キリタ 桐平工業株式会社
3代目桐田平八(勝弘)
http://kirita-pen.jp/
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縦縞の彫り込みにロジウムメッキの輝きが映えます。 |

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石川県輪島で一本一本丁寧に筆で描いて貰いました。 |

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