ケーファー開発秘話・開発遍11

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ケーファーの開発で、最もお金がかかったのがクリップの型代でした。

鋳物の型には何種類かあり、価格もまちまちです。

装飾品・アクセサリーなどにはワックス(ろう)型とかゴム型と呼ばれる、原型から型どりして型を作るものがよく使われます。

それらは型代も数万円と安いし、比較的小ロットでもできるのですが、出来上がりに歪みなどのバラツキがあります。

装飾品の場合は、後工程の研磨などで綺麗に仕上げるのですが、微妙に形が不揃いになります。

他の部品と組み合わせて使用する工業用品には向きません。

ダイキャストとは精巧な鉄の型で作った鋳物で、おもちゃのロボットで言うところのいわゆる超合金Zです。(懐かしい響きですね~。)

原型からではなく、図面から鉄を切削して作るガッチリした鉄の型で、仕上がりが綺麗に揃い、他の部品と組み上げるにも適しています。

ただ型代は、大きさと複雑さに寄りますが、大まか数十万から100万の費用がかかります。

ケーファーのクリップとしては、できれば低予算のゴム型などを使いたかったのですが、やはりペンの一部品として組み上げる事を考えると、ダイキャストを使うしかありません。

ただ苦しい台所事情もあり、何とか安く作れないかと型屋さんに相談したところ、製作途中でキャンセルになった型があるので、それを使って安くしましょうと言っていただきました。

でもそのことが結局、後に色々な問題を引き起こす事になりました。

ケーファーボールペンのページはこちら http://www.kirita-pen.jp/seihinn/kafer/

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この記事は2010年4月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】