ファーバーカステルについての4

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1900年に6代目として経営権を譲り受けたアレグザンダー・ファーバーカステル伯爵は、1905年にはカステル9000番鉛筆を発売しました。

fabercastle9000

緑色にペイントされた六角形の木軸上には、「Faber-Castell」の文字と馬上で闘う騎士ロゴが刻印されており、そのロゴは今でもファーバーカステルのトレードマークになっています。

その確かな品質と滑らかな書き味は、世界中に愛用者を生みだし、現在でも鉛筆の定番として販売され続けているロングセラーとなりました。

さらにアレグザンダーは、4代目のローターの時代に建てられた大邸宅に合体させる形で新たな城を造りました。

これが現在のファーバーカステル城で、古い部分がAltes Schloss(古城)新しい部分がNeues Schloss(新城)と呼ばれています。
(発音は、アルテスシュロスとノイスシュロスです。・・たぶん。)

その後2度の世界大戦をくぐり抜けた社は、7代目のロナルドの時代に国内外に多くの工場や販売会社を設立、その規模を拡大していきました。

そして時を経て1978年、現在の経営者であるアントン・ヴォルフガング・フォン・ファーバーカステル伯爵が8代目として経営権を引き継ぎました。

あ、ちなみに大戦後のドイツの法律では、貴族というものはもう無いそうですが、子孫たちは独自に名乗り続けているのでしょうね。

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この記事は2011年1月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】