ボールペンと万年筆の使い分けについて2

ペンの使い分けについて2>

50才代以下の多くの人にとって、万年筆は未知の筆記具なのではないでしょうか。

そんな中で、ここ数年で万年筆の人気が高まり、一定の需要が再び盛り返してきているようです。
(復権というよりは、趣味としての人気の側面が強いようですが。)

万年筆の魅力は、ボールペンより太い線で暖かみのある文字が書けること。それでいて筆のように細い線や濃淡も使い分けられて、味わいのある表現ができることでしょう。

手紙を書く時に使えば、字がうまく見え、悪筆も味に替えてしまう魔法の道具です。
是非この文章を読んでいる皆さんにも、万年筆を日常的に使って、その世界を堪能していただきたいと思います。

このように素晴らしい万年筆ですが、ではなぜ実際にはあまり使われていないのでしょうか。
その理由を一言で言えば、万年筆の「使い勝手の悪さ」という点に集約されます。

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この記事は2009年4月初掲 【ボールペン工房キリタの工房便り】