クリップについての6

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3,キャスト等を使った立体クリップ(1)、

薄い鉄板をプレスで曲げて作ったクリップでは、どうしても厚みがないため立体感・ボリュームが無く、形状的にも複雑な物が作れません。

そこで最近増えてきたのが、鉄以外で、ダイキャストなどの鋳物の成型品で作ったクリップや、厚い金属を切削加工して作ったクリップです。

「バネ性のない金属の固まりで形を作ったクリップ」というくくりと考えてください。

鋳物の場合は、まず最初に原型を作り、それを元に金型を作ります。そして金型の中に溶かした金属を流し込んで、固めて形にします。

これらのクリップの特徴は、形の自由度が高く、ボリューム感のある形が作れることです。形のバリエーションが広がり、洒落たクリップができます。

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ただしバネ性がないので、そのままペンに取り付けても、書類を挟んだりシャツの生地にしっかり挟まったりすることができません。

そこで、ペンとの取り付け部分に、別部品のバネを仕込んで取り付けることが必要になります。

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この記事は2009年10月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】