ケーファー開発秘話・企画遍2

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ネットショップでオリジナル製品を売ろうと思ったものの、肝心な製品が自分たちにはありませんでした。

なにしろ今までは大手の下請けとして、生産するだけの工場でした。デザイン部門が社内にないのです。

与えられたデザインを製品化することはできても、自分でデザインをすることには全くの素人ばかりでした。

そこで、とりあえず過去に生産して今は廃番になっているセンスの良い製品の中から、部分的にデザインを流用してちょっとだけアレンジを加えた製品をいくつか考えました。

あの製品のこの部分と、そっちの製品のこの部分をくっつけるみたいな感じですね。(もちろん、今も筆記具を販売している会社の製品からは流用できませんが。)

そんなこんなで数点のデザインはできてきました。

しかし、そうこうしているうちに、やはり焼き直しのデザインばかりではしょうがないんじゃないか。自社ブランドを立ち上げる意味がないんじゃないかという気持ちが持ち上がってきました。

どこかで見たようなデザインばかりでは、お客様も購入してくれないんじゃないか。1つ位はオリジナルデザインで、個性のある製品が欲しい。
そんな気持ちから先ずは1本、100%オリジナルの製品を作ろうと決心をしました。

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この記事は2010年1月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】