リスペクトするペンメーカー、ラミーの1

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今回から「リスペクトするペンメーカー」シリーズの1として、ドイツのラミー社について3週間の予定で書いていきます。

詳しくはラミーのオフィシャルサイト等を検索していただくとして、簡単な概略と、私見などを挟みながら、お届けします。

「リスペクトペンメーカー」シリーズを思いついた時、じゃあどのメーカーからにしようかと色々考えたけど、やっぱり自分が一番好きなメーカーからだなってってことでラミーを選びました。

やっぱドイツのメーカーですよね。ペンといえば。

ペンはあくまでも工芸品でなく実用品であり工業製品。ドイツの確かな工業技術が基礎となり、モンブラン、ペリカン、ファーバーカステル、ロットリングなどの世界的メーカーがドイツに集中しています。

その中でもラミーは、モダンで洗練されたデザインでありながらも、ドイツらしく計算されたカッチリとした品質が、日本のペンマニアの肌に合うんですね。

ラミー創業は1930年、カール・ヨセフ・ラミーによってハイデルブルグに作られました。ですから、もう創業80年。立派な老舗です。

でもモンブラン1906年、パーカー1891年、ウォーターマン1883年、ペリカン1863年、クロス1846年などに比べると新しく、その分、老舗の他社との差別化、新しいデザインに挑戦する気概があるのかもしれませんね。

特に、創業者の息子である2代目社長が就任して以来、社外の実力のあるデザイナーを起用して先進的なデザインの製品を作り、他社との差別化を図るという方針で大躍進を遂げました。

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この記事は2010年7月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】