無垢ボールペン開発秘話の3

無垢ボールペン開発秘話の3>

実はこのペンの企画自体は、かなり前からあったのです。

ただ、どれだけ売れるか分からないけど銀の棒材だけは先に揃えなければならないなど、色々な条件が整わないで、いまいち踏み切れないでいました。(銀材は前払いが原則。)

今回は、ちょうどプレス品のシルバー925ボールペンが完売となり、次のロットの生産用に銀材を購入することになりました。

そこで、思い切って抱き合わせで無垢用の材料も注文し、いよいよ数年越しの企画が実現する事になったのです。

無垢棒を削り出していく工程自体は、元々キリタの得意分野ですし、ベークライトでの経験もあります。

思い切って生産・発売をする踏ん切りさえつけてしまえば、開発自体にはさほどの苦労はありませんでした。

今回は細かい図面などを先に作ることをせず、先ずはおおまかにどう言った形状にするのかだけ決めてからキリタの職人である加川に試作を依頼しました。

その後に細かい部分の形状などに改良を加えて試作を繰り返していく方法で、開発は進めていきました。

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無垢ボールペンの製品ページはこちら
http://www.kirita-pen.jp/seihinn/muku/

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この記事は2010年8月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】