塗装についての11

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千代田塗装さんは、板橋区にある筆記具専門の塗装屋さんです。

会社の規模自体は、従業員20名程度の小さな会社ですが、筆記具の塗装屋さんとしては、日本一の実績があります。

顧客には、東日本の一流メーカーは全て顔を揃えていて、ある意味独占企業といえるかもしれません。

ただ最近の日本のメーカーは、プラスチック製の安い製品中心で、塗装を使う高い製品はあまり数をさばけない状態が続いています。

そのため千代田塗装さんも、バブルの頃の最盛期に比べると、多少は規模が縮小したようです。

創業は昭和34年。現在の会長である角井修氏が修行していた他の塗装会社から独立し、東京で手吹きの塗装業務を始めました。

板橋区の滝野川で創業したため、最初は滝野川塗装所と名乗っていましたが、昭和37年に有限会社として正式に登記する際に、会長の命名で千代田塗装工業所となりました。

創業当時は静電やラインでの塗装は行わず、手吹きで双眼鏡などの塗装をしていたそうです。

その後、静電塗装の設備を導入し、望遠鏡などのペンよりも大きなものの塗装をしていました。

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この記事は2010年11月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】