ファーバーカステルについての5

ファーバーカステルについての5>

現在の経営者であるアントン・ファーバーカステル伯爵が8代目の当主になったのが1978年、既に32年も社長の座にいることになります。

何しろ世襲ですからそうコロコロ交代することはないのでしょうが、かなりの長期政権ですね。

その間ファーバーカステルはその規模と内容を大きく変容させました。

規模としては、海外の工場や販売拠点を次々に解説し、ファーバーを世界的な大企業に育て上げました。

今では、マレーシアやインドネシア、インド、広東などのアジア地区とブラジルやコスタリカなどの中米に生産拠点を置き、世界中に販売拠点を持っています。

特に南米では、環境に配慮した工場や、鉛筆の材料になる植物の計画的栽培まで行うプラント作りを進めているそうです。

また、アントンは万年筆やボールペンなどの分野でも高級品を発売し、会社を鉛筆メーカーから総合高級筆記具メーカーに成長させました。

1993年以降、「グラフ・フォン・ファーバーカステル」(ファーバーカステル伯爵コレクション)の名前で、デザイン性に優れた高級筆記具を次々に発表し、現在では筆記具マニアにとってあこがれのメーカーになっています。

来週は、伯爵コレクションのいくつかを紹介してこの稿を終了したいと思います。

faber3

うんちく話のまとめ読みはこちらから

—————————————————————————————————-
ウェブサイトのワードプレス化に当たり、記事の移し替えの為、古い記事を再掲載しています。
この記事は2011年1月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】