ファーバーカステルについての7

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ファーバーカステル社の歴史を紹介をしてきたこの連載も、今回が最終回となります。

今回はファーバーが作っているちょっと変わった2つのシリーズをご紹介して最後の締めにいたします。

ペンオブザイヤー

penoftheyear

2003年からファーバーカステルが、1年に1本ずつ限定で発売しているモデルで、ボディの本体軸に珍しい材料を使っているのが特徴です。

デザインはギロシュを少し太くしたファーバーの典型的形状ですが、琥珀やアカエイの皮、マンモスの象牙、化石木などの稀少材が使われてきました。2010年はライフルの銃床に使われる胡桃材でした。

ポルシェデザイン

porchedesign

ファーバーカステルが、同じドイツ南部に本社を置くポルシェとのコラボで製作したシリーズ。

金属繊維やステンレス製ワイヤー、アルミの無垢棒など、車をイメージさせる金属をペンのボディーに使用し、素材感をいかした独特の製品群となっています。

どちらのシリーズも大体3万円以上からの価格で、中々全て揃えるというのも難しいですが、コレクター心を揺さぶられますね。

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この記事は2011年1月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】