パーカーについて、その1

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今週から暫くは、世界の筆記具メーカーシリーズで、今回はパーカーを取り上げます。

パーカーと言えば矢の形をモチーフにしたクリップをつけた、クロスと並んでアメリカを代表する、そして世界でもトップの筆記具メーカーですね。(現在はアメリカの会社ではありませんが。)

アメリカ人はパーカーの万年筆が大好きで、歴史的な調印が行われる時などにはかなり頻繁にパーカーが登場します。

よく知られている所では、太平洋戦争終結にミズーリ号の甲板上で交わされた調印の際、マッカーサー元帥はパーカーの「デュオフォールドオレンジ」を使って署名しています。

また1992年には、アメリカとロシアの間で締結された戦略兵器削減条約調印の際に、ブッシュとエリツィンの両大統領が「デュオフォールドオレンジ」を使用し、「平和のためのペン」と呼ばれたとか。

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そんなパーカー社が創立したのは1888年、アメリカウィスコンシン州のジェーンズヴィル。創業者は、ジョージ・サフォード・パーカーです。

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この記事は2012年6月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】