パーカーについて、その6

パーカーについて、その6>

その後も新製品は定期的に発売されますが、今回はそれらは割愛し、パーカー社の変遷について書いていきます。

1960年、創業者のジョージの息子であるケネス・パーカーが引退し、経営陣から創業者の一族がいなくなります。

1962年、イギリスで皇室御用達ペンとして認可されます。ヨーロッパ本部がロンドンに置かれていることもあり、イギリスでのパーカーの知名度は特に大きくなっていき、ケネスの引退とも絡み、そればパーカーの運命にも影響を及ぼすことになります。

1987年、イギリス資本が入ったことで本部をイングランドのイーストサセックス州にあるニューヘイブンに移転。

この時からパーカーはイギリスの会社となり、年配の方はパーカーを米国の会社だと思っていて、比較的若い人はパーカーを英国の会社だと思っているという不思議な現象の始まりとなります。

2002年には、エリザベス女王の在位50周年記念として、記念の文字が彫り込まれた23金メッキ仕様の特別製のデュオフォールドとソネットも限定発売されています。

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この記事は2012年8月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】