パーカーについて、その9

パーカーについて、その9>

日本に上陸してきている欧米のペンメーカーのほとんどは高価格帯専門のメーカーですが、その中でもパーカーはめずらしく、5万円の高級万年筆から千円の低価格ボールペンまでフルレンジで取り揃えている総合筆記具メーカーであることが1つの特徴となっています。

IMシリーズは、2千円で買えるボールペンから4千円ないし6千円で買える万年筆を揃えた中価格製品で、それに見合わぬ高級な雰囲気を持ったパーカー何年筆の入門版です。

paker14IM

ベクターは千円で買えるパーカーとして、セブンイレブンでも売っていた量産タイプのボールペン/ローラーボールで、一時期は本当に良く見かけました。

paker14vecter

1954年に発売されたジョッターは、パーカー初のボールペンです。現在も製造・販売中で、価格的にも千円程度と安価なため、累計でもなんと7億本を越える販売実績だそうです。

paker14jotter

パーカーのボールペンレフィルは、1つの形状でノック式にも回転式にも使える優れもので、世界のスタンダードになっています。

最近のパーカーはモデルチェンジが速く、かなりさまざまなペンが発売されて、数年のうちに消えていったりしています。
この稿で紹介した製品以外にも多くのペンがあるので、読者の中には他のパーカー製品を持っている方も多いのではないでしょうか。

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この記事は2012年8月初掲 名入れボールペンの【ペン工房キリタ】