G2ダイアカット開発秘話、その3

G2ダイアカットボールペン開発秘話、その3>

長時間鉛筆を使う学生が、指が痛くなったりタコができるのは、6面だとどうしても何処かの角が指に痛いからと言うのが理由の1つ何じゃないかと思っています。

私の場合は勉強嫌いで長時間鉛筆を握ったことがなかったので、そんなことにはついにならずに大人になってしまいましたが。(笑)

6角形だと何処かの指(多くの場合は薬指)が角に当たって痛いのに対し、それが8角形だと、それぞれの指がそれぞれ何処かしらの面に収まって、座りがよく、ペンが指にフィットします。

仮にその人の握りの癖で、どうしても何処かの指が角に当たるとしても、8角形の角は6角形の角ほどとがっていないので、痛くなりにくい。
(さらにキリタのG2の場合、それぞれの角を少しだけカットして、とがらないようにしています。)

これが10角形まで行くと、1面ごとの面積が小さくなってしまい、面に指がフィットする感覚に乏しくなってしまいます。

面で押さえる感覚をケープしつつ、どんな握り方をする人でもそれぞれの指が収まる面を探し当てられるのが8面体なのです。

G218

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