G2ダイアカットボールペン開発秘話、その4

G2ダイアカットボールペン開発秘話、その4>

G2ダイヤカット8角ボールペンのもう一つの特徴は、8面体本体軸の8つある角をダイヤモンドカッターでカットしていることです。

なんだか製品の特徴がそのまんま製品名になっていて、ネーミングのセンスが無いのが丸わかりですね。(汗)

G2の本体軸は、内側が空洞のパイプの形をしていますが、作り方としては一般的なパイプ製法ではなく、深絞りと言われる特殊なプレス製法で製作されています。

深絞りについてはいずれ詳しく説明しますが、簡単に言うと板を突いて凹ませていって作る製法です。

プレス上がりの段階で、内側が円形、外側が8角形になっていますが、この8つの角、最初は丸みを帯びておらす、けっこう立っています。

この角の立った状態のまま、先ずは塗装業者の千代田塗装さんに渡してラッカー塗装をして貰います。

通常はラッカー塗装の後は、そのままベルトコンベアで流れて、透明のクリア塗装になるのですが、G2の場合はラッカー塗装のみで、いったんキリタに戻して貰います。
(つづく)

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