シルバー925開発秘話5

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 また、本体表面にはエンジンタン彫刻で柄が入っていますが、 ここにもこだわりました。

従来よく使っていたタテ筋彫刻はシャープでとてもかっこいいの ですが、握ったときに下へ押しつけ気味に書くとちょっと滑り やすい傾向がありました。
そこで、シャープでかっこいいタテ筋ではなく、アミ目柄と、チェック柄の 2パターンの彫刻を用意し、銀製品ではあるけどあえて実用性を追求 しました。
両柄とも指に引っかかる感触でしっかり握れます。

また、弊社従来品のKWシリーズではデザイン重視で、後軸を太く ボリュームを 持たせてかっこよく仕上げてあります。
それに対し今回のシルバー925では後軸を太くせず、すっきりした 仕上がりにしています。
それにより 重量バランスが改善され、取り回しが良くなっています。

素材、彫刻による柄、デザインと、いずれもヘビーユーザーのための 機能を追求した製品ができあがりました。
(来週へ続く)

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この記事は年月初掲 【ボールペン工房キリタの工房便り】