ベークライトとペンについて その3

ベークライトとペンについて その3>

日本でベークライトの供給メーカーといえば、大阪の利昌工業がトップメーカーです。

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その利昌工業のサイトを見ても、現在の商材の中心は回路用のプリント基板で、キリタでペン用に使っている棒材は、サイト内でも見つける事は出来ません。
絶縁で熱に強い性質が回路の基板としてピッタリなのですね。

それでも利昌工業さんとは良い関係を保っていて、利昌工業製のベークを使ったキリタのボールペンを、折々に購入して記念品として使って頂いています。

棒材の作り方としては、「熱可塑性樹脂」のプラスチックの棒材とはかなり異なる作り方になります。

私もよく知らないのですが、ベークの棒材には紙ベークと布ベークがあり、ベーク樹脂を浸した紙または布を巻き上げて棒状にするそうです。

そのために断面がロールケーキのような年輪のような感じになり、その棒材を削り出していくことによって木目に似た風合いが出てきます。

利昌工業さんのHPはこちら。
http://www.risho.co.jp/

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名入れボールペンの【ペン工房キリタ】