私が最初に買ったのは赤のケーファー。天金には、私がこよなく愛する真田家の家紋の六文銭をあしらってもらった。

軸が少し短かった点を除けば、使い心地が良かったので、同じケーファーのシャープペンやKWラッカーもそろえた。ペンケースも購入した。

私がキリタ製品を気に入っているのはほどよい重さ。軽すぎず、重すぎず、手になじむ。書き味も良い。

ボールペン１本作るには、塗装やメッキ、プレス、挽き物など小さな町工場の協力があったからこそ、と聞く。まさにオール下町、下町パワーならではの結晶だ。

何よりも品質を重視する銀座４丁目の「和光」がキリタ製品を採用しているのは十分うなずける。それだけに、よもやの生産終了は寝耳に水だった。後継の若い職人が育っていると思っていただけに残念だ。

生産をやめても、「キリタファン」が手に入れたボールペンは永遠に残る。心を込めてひたむきにペンを作り続けてきた関係者の皆さんに感謝の気持ちを捧げたい。

長野県　「K・H」様

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ご連絡遅れました。無事届いております。早速使い始めて一週間になりますがとても書きやすいですね

本体がストライプのエッジングとなっているので、筆圧の高い小生には滑りやすいのではと気になっておりましたが、全く問題ありませんでした。

重量感も程よく、ネームも入り気に入っております。長く愛用していた万年筆にはしばらく休暇を与えることになると思います。

埼玉県 小柳 信男　様

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ありがとうございます。大変気に入って使っています。
絶妙な重さがとても描きやすく、ずっと大切にしていきたいです。

生産終了とのことで残念ですが、このペンに出会うことができてとてもうれしく思います。
海外の有名メーカーと比べても、とても精密にできていますね。非常に書きやすいです。

大切に使わせていただきます。長きにわたりお疲れ様でした。

埼玉県　高橋翼　様

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台湾から仕事で訪日していた友人が帰任する際に、金色で八角形のボールペンを縁起モノの餞別として渡しました。
すると帰国後に、デザインも風水上素晴らしいものだそうですが、それ以上に持ち味と書き味の良さに気に入ったとのことで、会う人に見せびらかしている様です。
しかも「純日本製の高精度な作りこみの良さ」がさらに付加価値を上げている様です。

その後、以前台湾でお世話になった方が、コロナ禍直後に後任として来日。しかし結局、一度もお会い出来ずに帰任されてしまいました。
日本を離れる直前に「（前任者が持っている）あのボールペン。どこで手に入りますか？」と聞かれたので、「私が手配しますよ」という事で発注したら…. 閉業の告知に驚きと悲しみで胸が引き裂かれそうになりました。

日本の誇るべき藝術品ともいえるボールペン。もしかしたら、『幻の日本の藝術品「桐田」』になるかもしれません。

本当は彼に早く送ろうかとも思いましたが、次回台湾に行くときに、桐田社長と職人さんの想いと共にしっかりと大切に持って行くことにしました。

復活を祈りつつも、まずは今まで素晴らしいペンを作っていただき、本当にありがとうございました。

東京都勤務「Ａ」さんより

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キリタの商品を購入するのは今回が2回目になります。1回目はケーファーのシャーペンを購入しました。ボールペンにしようか迷いましたが、ボールペンですとインクがなくなった時、専用のリフィルを購入する必要がありましたので、その必要がないシャーペンにしました。

ケーファーは独特なデザインと持ったときのずっしりくる重さがあり、キャッチーな部分と高級感があるのが気に入っています。いつか他の商品も購入したいと思っていました。知人にキリタのペンを紹介したこともあります。

2回目は今回のF型です。ラッカーが欲しかったのですが、品切れということでF型を選びました。本当は今回購入する予定ではありませんでしたが、久しぶりにホームページを拝見すると、ペンの生産終了のお知らせがあり、慌てて購入しました。
いつか出世したら、自分のためにキリタのペンを再び買おうと思っていたのですが、出世を待たず上記のような理由で今回は購入しました。

F型は男性には軸が細いかなという印象はあります。手が大きい人には使いにくいかもしれません。幸い私は手が小さい方ですので、使いにくさは感じておりません。
デザインや色感は高級ペンそのものですし、重さもあり高尚な人になった気がして、仕事中やる気も出ます。私は主に仕事中や会議中のメモや記録のために使用しています。芯は出しやすく、折れにくいので書き心地も最高です。

有名ブランドにはない希少感が何よりもお気に入りです。希少価値を考えると将来売却するのもありかもしれませんが、私はそのようなことはないだろうと思い、ケーファーにつづき今回も名入れにしました。まさに自分だけのペンです。

長くなりましたが、職人の方には長い間お疲れ様でしたとお伝えください。

宮城県　Ｋ・Ａ　様

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今回は知人の御子息の高校合格祝いとして、名前と天金には校章を入れたケーファーボールペンを届けて頂きました。
実は受験、合否発表はまだなのですが、１月で生産を終了されるとのことで、合格を信じて注文させて頂いた次第です。
オリジナルのケーファーボールペンは、贈った方皆様にたいへん喜んで頂けますが、きっと今回もそうなること間違いなしです。

私は仕事で毎日ボールペンを使用ています。もう何年前のことか、何か手に馴染む良いペンがないか探していた時にケーファーに出会いました。
手にした瞬間、「良い！めっちゃ良い！」。長さ、太さ、重さ、質感、全てが調和していて、手に馴染む理想のボールペンでした。
しかも名前と天金に家紋を入れたオリジナルです。ジェットストリームの替え芯が使えるようになってもう完璧、何十本替え芯を使ったことでしょう。

この度生産を終了されると知って、残念という言葉では言い表せないほど残念です。
私はケーファーを黒インク、青インクで常時２本使用していますが、とにかく製品が良質なので長持ちしています。
ただ、長持ちするが故に経営を圧迫したり、後進の育成が叶わなかったりしてしまったのではないか、そんなことを考えたりもしています。
時代の流れで仕方のないことなのでしょうか。

これまでお疲れ様でした。本当に有難うございました。心から感謝申し上げます。
そして勝手な思いではありますが、いつかこの素晴らしい製品がまた世に出ることを希望致します。

私の手にはこれからもずっとキリタのケーファーがあり続けます。
敬具

埼玉県　赤田尚久　様

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今回ペン工房キリタさんから加川さんのご引退のタイミングでペン製作から幕を引かれるとのご案内があり、慌ててマグネットハンガーを注文しました。
これは妻におねだりして私の誕生日プレゼントとしてもらいました。早速デスクに置き毎日重宝しています。

キリタさんとのご縁はケーファーボールペンから始まりました。天冠部分に当時の愛車のロゴを入れていただき、大変嬉しく感動しました。
その後は自分への何度かのご褒美に加え、家族、友人、知人へのプレゼントとして様々なモデルを購入しました。
どのペンも贈った相手に喜んでもらい、愛用されていることが何よりも嬉しいことです。

マグネットハンガーは私にとって11本目にして最後のペンになりました。天冠にキリタさんのロゴ、ネームにはキリタさんと入れていただきました。ペンを使うたびに世界に一つのものとドキドキしています。

今後も在庫のペン、替芯やペンケースの販売を継続されると承知しておりますので、このご縁を続けていければありがたいです。
ひとまずおつかれさまとお世話になりありがとうございました。そして今後も宜しくお願いします。

神奈川県　横浜N　様

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いつもお世話になっております。

注文したボールペンは、クリスマス前に届きました。早くにお送りいただきありがとうございました。

息子の成人式の日まで待ち切れず、クリスマスに渡してしまいました。とても喜んでいました。

今回は成人記念の限定品でしたが、赤ということで、還暦祝いとしてもいいのではないでしょうか。

自分が今年還暦ですので、還暦記念品が出たら必ず買います。

またよろしくお願いいたします。

東京都 熊代　耕一　様

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どのボールペンを注文しようか迷っていると、あっという間に売り切れ状態に。
焦って探すと、ありました私の大好きなカラー、赤のボールペンが。

今まで、大切な恩人や大切な家族に手渡してきました。キリタの誠実さと丁寧な優しさを感じて、私の気持ちを代弁してくれるような気がして。

私の父親も高度経済成長期の京浜工業地帯で、カメラの部品を旋盤で作成していました。その姿は油まみれではありましたが自信と誇りに溢れていました。

何だかキリタにも同じような感覚を持っていたのかもしれません。
加川さん、桐田さん、お疲れ様でした。

私の手元の2本のボールペンを、これからも大切にしていきたいと思います。
また何かあれば連絡して頂きたいと思います。ありがとうございました。

神奈川県　ヤスヨシ　様

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キリタ様、長い間お世話になりました。本当にありがとうございました。　

ボールペンという筆記具は、私の年代のものと心得ています。
私より少し上の「団塊の世代」は公文書は万年筆、ノートは鉛筆が主流でした。私の年代になり、公文書もボールペンが許され始めました。
ノートにもボールペンを多用していましたが、昭和40年代頃の日本製ボールペンは性能が安定していませんでした。

文具店でメーカーを選んで買っても、透明軸のものが最後まで使えるのは運がいい方で、多くはインクがまだあるのに途中でかすれて書けなくなるものでした。昨今そんなものは日本製では存在しませんね。
ボールペンが高性能になり、却ってぞんざいに扱われるようになってしまいました。買うのも百均やコンビニでという人が増え、扱いもいい加減になっています。

そんな中で、キリタのような存在は貴重だと思っていました。
確かに百均でも実用になる程度のボールペンは買えますから、キリタ製を高いと感じる人もいるでしょう。

けれども私などはキリタ製品は安いと感じていました。とりわけケーファーはカスタマイズ範囲が広く、しかも追加費用も掛からずで、メーカーとしての良心の結実のように感じていました。

もちろん昨今のような時勢の中では爆発的に売れることはなかったのでしょうが、本当に良いものを知る人の間で秘かに咲く花のような存在でしたし、それを知り、愛用している誇りを感じていました。

この度製造終了の知らせを聞き、心から残念に思っています。良心の花が一つ萎んでしまいました。
また加川さんのような素晴らしい職人技が失われていくことも、残念なこととして受け止めています。

昨年、私は40年以上に及んだ自分の仕事（高等学校の国語教師）からのリタイア記念に、自分へのご褒美として加川さんの作られるシルバー無垢ボールペンを選びました。
昨年末に納品された手作り品は私の想像以上に素晴らしく、私のささやかな40年の仕事以上の重みを感じたものです。

かつてドイツの国立マイセン磁器製造所を見学したとき、プリント技術をあえて使わず、昔通りの手仕事で若い職人さんが模様を描いている姿に感動しました。そしてそれを国家が支えていることにも。

キリタが、一中小企業として技術を今まで支えてきてくれたことは、本当に素晴らしいことでした。製造終了は時代の流れの中で仕方ないこととして受け入れなければならないこととはいえ、返す返すも残念だとしか表現できません。

これまでのキリタさんの奮闘努力に感謝するだけです。そして私の手元にある数本の「作品」を、大切にしていくことを改めて考えます。
長い間ありがとうございました。

岡山県　日下不二雄 様

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