サインペンの歴史、その14

サインペンの歴史、その14>

1971年、訪米中だったスタビロの4代目社長であるグンター・シュバンハウザー氏が、学生がフェルトペンで教科書を塗っているのをたまたま見かけ、フェルトのペン先に蛍光インクを組み合わせた蛍光マーカーを思いつきます。

そしてスタビロではその年のうちに、世界で初となる蛍光マーカーの「ボス(Boss)」を発売します。

この「ボス」は、単に従来のサインペンのインクを蛍光インクにしただけではなく、画期的なデザインの採用で、これまでのペンとは一線を画す革命的な製品でした。

先ず第一に大抵のペンについているクリップが無く、本体がずんぐりとした幅の広い平面形になっています。

クリップの用途というのは、シャツのポケットに差すためと、ペンの転がり止めの意味もあるのですが、蛍光ペンの場合はシャツに差して持ち出すことはあまり考えられないし、本体が平たければ机の上で転がることもありません。

幅広で厚みもある四角い本体は、手に持つと文字は書きにくくても、線を横に引きやすく、またインクもたっぷり入ります。

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