サインペンの歴史、その15

サインペンの歴史、その15>

スタビロのマーカー「ボス」では、ペン先のフェルトも、サインペンのように円錐状に細くなって行くのではなく、平らで幅のあるペン先にすることで、幅の広い線を横に引くのに適した形になっています。

丸いペンに幅広のペン先がついているとペン先の向きを確認しつつ握らなくてはなりませんが、平たい本体の場合、裏表だけ間違わなければ、握った瞬間にペン先の向きも決まるので、煩わしさがありません。

本体はずんぐりとした幅広形をしていても、ペン先に近い部分はキュッと細くなっているので、文字の上から狙って線を引く際にも視界が良く、線を引きやすくなっています。

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こうして生まれた「スタビロ ボス」は瞬く間に世界中で受け入れられ、大ヒット商品となりました。

1990年には累計販売本数が5億本を、さらに1996年には累計10億本を越え、発売40周年を迎えた2011年の時点では、世界中で毎秒2本ずつのボスが売れているそうです。

長らくニュールンベルグの下町に本拠を構えていたスタビロ社は、1995年には、少し離れた郊外のヘロルズベルグという街に本拠を移しました。

現在もシュバンハウザー家のもと、若者向けの安価でポップな文具を作り続けています。

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