サインペンの歴史、その5

サインペンの歴史、その5>

苦労して開発し、発売にこぎ着けたマジックインキですが、一般に普及・浸透するまでには、また販売面での苦労もあったようです。

何しろ今までの日本には存在しない商品だけに、認知度が高まるまでの最初の数年は全く売れなかったようです。

さらに、使い終わったらキャップをするという習慣もなかったために、すぐにインクが乾いてかけなくなり、クレームも山と来たとか。

そんな中、人気漫画家の長崎抜天さんが使用して一気に認知度が上昇したり、段ボールの普及で好んで使用されたりと、マジックは徐々に日本中に広まっていきました。

先週と今週で、マジックの開発秘話をさらっとお伝えしましたが、このあたりのくだりは、寺西化学工業のサイトに詳しく書かれています。

開発の苦労話、発売から大ヒットまでの経過など、とても面白くまとめられていますので、興味のある方はチェックしてみて下さい。

http://www.guitar-mg.co.jp/story/index.html

ちなみに、マジックの商標権は、開発の経緯から、今も内田洋行が所有しているそうです。

magic

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