サインペンの歴史、その6

サインペンの歴史、その6>

油性のマジックが発売されたのが1953年(昭和28年)であるのに対して、水性のサインペンの発売はマジックから10年遅れた1963年(昭和38年)になります。

発売したのは現在のぺんてる、当時の社名で大日本文具株式会社で、サインペンの名称も、実際にはぺんてるの商標になっています。

サインペンの発売前からぺんてるでは、動物の毛を使ったフェルトの代わりにアクリル繊維を使って細字を実現した油性のフェルトペンを販売していました。

細字を開発したのは、マジックが画用紙に絵を描いたり段ボールへの筆記に使われていたのに対し、紙への用途を意識したためでしたが、ただ油性インクでは紙に書いた時に滲みや裏写りの問題がありました。

そこでぺんてるは従来よりも細字で、普通の紙に書いても滲みや裏写りの無い水性のフェルトペンの開発を始めました。

単純にインクを油を使わない水性に変えるだけではなく、粘度のない水性でもインクを保持する中綿やより堅いアクリル繊維のペン先、本体ボディまで全て新規で、3年の歳月をかけての開発でした。

このあたりの開発ついてのエピソードは、以下のサイトで詳しく書かれていますので、是非ご覧ください。

http://www2.nttcom.co.jp/comzine/no038/long_seller/index.html

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