手紙の書き方、その8

手紙の書き方、その8>

先日のこの稿では、手紙の最終段階として切手を選ぶ楽しみと、地元以外から投函する楽しみについて書きましたが、旅先から出す絵葉書はまさにそれらの楽しみを満喫できるものです。

慣れない方にはちょっと面倒なようにも思われがちですが、実は絵葉書を出すのはとっても簡単です。

超簡略手紙の一筆箋でも3~4行は書かなければなりませんが、絵葉書は裏面の全面が絵や写真で塞がっていて、表面の上半分は宛名部分。
表面の下半分に二言三言、訪れている場所と挨拶を書くだけで十分です。

唯一のコツは切手を事前に買って鞄に入れておくこと。お土産売り場で絵はがきを買ったら、その場でお茶を飲みながらチャチャット書いて、もしポストが近くになかったら売り場の方に投函を頼んでしまいましょう。

文章に悩む必要が無く、受け取った人にはとても喜ばれる絵はがきを利用しない手はないですよね。

講座に来れば、むらかみ先生が全国、そして世界で買った・貰った絵はがきのサンプルも見られますよ。

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(旅先の美術館から絵はがきを出すのもいいですね。)

これまで概略と言いながらも8回に渡って、手紙の書き方アドバイザー2級の内容をお伝えしてきましたが、今回が最終回になります。

もう一度内容をまとめると、以下のようでしたね。
1)便箋を選んで準備する
2)ペンを選んで準備する
3)文章を考える
4)文字を手書きする
5)切手を選んで貼る

この連載が始まった頃は、まだ協会の立ち上げ段階でしたが、現在では第一回生のコンサルタントがだいぶ育ってきています。

私は1級までで、コンサルコースまでは進みませんでしたが、コンサルを目指している方々はいずれも高い意識と行動力を持ち、既にむらかみ先生の補佐を始めています。

今年の後半からはこの2級講座については、協会公認コンサルタントが受け持ち、むらかみ先生は1級以上の講座のみを行うようです。

協会の活動を通じて手紙好きがどんどん増えていくといいですね。 (私の商売的にも。(^_^;)

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このブログの内容は、2014年にメルマガに書いたものの再掲となります。
現在の講座は通信講座が中心となります。手紙文化振興協会については、協会サイトで最新の情報をご確認ください。
http://www.tegami.or.jp/

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