ペリカンの歴史、その14

ペリカンの歴史、その14>

ながくペリカンについて書いてきましたが、最後に現在のペリカンの代表的なペンをいくつか紹介して、連載を終わりにしたいと思います。

ペリカンのサイト上にあるオンラインカタログを見ると、ページ数で100ページ以上、ペンの種類でも20以上のシリーズがあり、それぞれのカラーバリエーションなどを考えると膨大な種類のペンが存在します。

しかもそれはあくまで日本に入ってきている高級品だけで、ドイツ等で販売されている学童品、一般品を除いた数です。

大まかに言って一般品と限定品に分かれるのですが、限定品は大体20万円から100万円位で、全世界向けに数百本位が一度に作られるようです。

「文明の偉業」「Jubilee」「MAKIE」「RADEN」「世界の七不思議」等のシリーズがありますが、「MAKIE」「RADEN」は日本の蒔絵、螺鈿です。

ドイツのページでも紹介されていましたから、よくある日本だけの限定ではないようです。日本の技術が世界で認められているんですね。

一般品では「DUCTUS」「MAJESTY」「SOUVERAN」「TOLEDO」「CLASSIC」「EPOCH」「PURA」などのシリーズがありますが、なんと言ってもペリカンの代名詞は「SOUVERAN」です。

大きさによってM300からM1000に分かれていて、大体価格は3万円から6万円位。縞模様が有名ですが今は色々なバリエーションも出ています。

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